西三河歴史教育者協議会


歴史教育・社会科教育を語り検討する研究団体
by westmikawa
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カテゴリ:社会科教育( 9 )

法教育

読売新聞にいつか紹介しました法教育の記事が掲載されていました。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070406ur01.htm

この分野は、今は裁判所、法務省、検察庁、弁護士会などすべてが一緒になってやっている部分があります。裁判員制度との関係が深いのでどこもそれなりの取り組みをすることになっています。
一部には、被告をよってたかって極刑にする制度ではないかという議論もあります。その可能性は否定できませんが、市民教育の一つの可能性として追求してもいいと思われます。
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by westmikawa | 2007-04-08 16:37 | 社会科教育

発見と疑問と

月曜の例会では、35年前の空中写真と現在の空中写真を比べて、何が変わったのか、変えた原因をいくつか明らかにするという実践報告がありました。

以前は、田んぼの多い地域に駅が一つ。家もまばら。一つの町名に300人前後が住んでいるという状況。今や、ほとんど田んぼはなく、マンションと家が並び、20倍以上の8000人前後が住んでいる。激変だ。

出だしは、全体の構想と途中経過の報告。
これに対して、区画整理組合の資料や不動産やなどの資料・インタビューが使えるかもなどと意見交換。

後半で少々話題となったのは、「はてなを探す」ということ「比べて見つけたこと」の違い。教師の意図にとりあえず大きな違いはない。だが、どちらで聞くかで違いがありそうだということが話題となった。

実践的には、はてなを探しながら、その中のいくつかは回答をしながら進行した。そういうことからすると、はてな→見つけたこと、と進んだことになる。
一貫した方がいいのかもしれないし、それほど重大ではない事柄かもしれない。もう少し結論は待つことに。

なお、次回は、10月30日(月)の予定。
詳細は、再度アップ予定。
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by westmikawa | 2006-09-28 17:00 | 社会科教育

一月例会報告

一月例会は、主に風巻さんの実践記録を検討しました。
『授業づくりで変える高校の教室1社会』に納められている記録です。

以下、今井さんのまとめの文章がいいので引用。
1.授業スタイル
学習用具を持ってこない生徒に対して、わら半紙「ノート」を配布し、わら半紙「ノート」を提出する生徒には評定1をつけないことを宣言。テストでは自筆ノートの持込をを可とし、きちんとノートを提出した生徒は問題を解くことが出来る、というやり方で生徒にやる気を起こさせる方法。

2.「分かち合う」開発教育
バナナチップから始まる授業では、生徒が教室を移動するという形で生徒は主体的な意見を表明する。

3.アフガニスタンの高校生との対話授業
テレビ電話を使ってアフガニスタンの高校生と直接対話をさせる授業。世界の厳しい現実の前に無力になるが、しかし誰かとつながっているという感覚。これを風巻さんは「セツナさ」といい、この感覚をとても大切にしている感じが実践から読み取れた。
日本の高校生の感想に「一番心に残ったのは一番欲しいものに『平和』と答えてくれたことです」とあった。日本の高校生はアフガニスタンの子どもに「モノ」を援助したい、と考える。しかし、アフガニスタンの子どもは「モノ」ではなく「平和」を求める相互のズレ。

4.川崎・富川高校生フォーラム「ハナ」
川崎の高校生と韓国の高校生がお互いに相手の国を訪れる。2001年は「教科書問題」「靖国問題」で日韓関係がギクシャクした年であった。「ナヌムの家」を訪れ、元慰安婦の話に耳を傾ける。
日本と韓国の高校生が教科書問題などについて討論会を行うが、韓国側の質問に日本の高校生は十分返答できない。日本の高校生は近現代史に対する歴史認識の深さの違いに圧倒される。

アフガニスタンのテレビ討論にせよ、日韓の高校生の交流にせよ、風巻さんの実践には共通点が見られる。
その1.タイムリーな話題を授業の中心に位置づけていること。テレビ討論はアメリカ軍による「アフガン攻撃」、日韓の高校生の討論会やナヌムの家の訪問は「教科書問題」を踏まえてのものである。

その2.対話を通じて「ズレ」を高校生に感じさせ、その感覚を風巻さん自身も大切にしている点。

次回は、2月20日(月)
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by westmikawa | 2006-01-31 21:10 | 社会科教育

新聞記事

5月10日のつくる会の教科書で授業をやってみるという試みが、側翌日新聞記事になるかと思ったらならなかった。しかし、月曜日の朝刊には掲載されていた。
10日と翌11日のつくる会の集会が一つの記事となっていた。
つくる会は、350人だから数では多かったけど、内容はちょっとあまりにもひどかったようで詳しくは書いてあげることができなかったようです。10日の記事の方が量が多かった。
教科書も使いようということが言えなくもないわけですが、使いようという意識を持てる人にだけ該当する議論。だから、誰でもがそういう見地にたてると教師としては抜群の力量ということでしょう。
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by westmikawa | 2005-05-17 21:46 | 社会科教育

韓国修学旅行

3月例会は、今井さんの韓国修学旅行の報告。
無事に帰ってきたのでまずはめでたし。
報告は、事前の学習として、文化、音楽、食、歴史、言葉の学習。韓国の高校生とのやりとりをネットを使って夏休み前から始めます。
ソウルで交換会を開き、歴史的遺跡を一つは入れることを条件として、班別に行動。

例会では、どこを訪問することがより有意義かを中心に議論しました。
詳細は写真の下に掲載しました。

b0024223_20485839.jpg

1.韓国研修旅行(修学旅行)について
 本校の大きな行事に韓国研修旅行(修学旅行)がある。この行事は1988年3月に始まり、1年生全員が毎年3月(来年度から2年次6月初旬に変更予定)に韓国に3泊4日で訪問する。ソウル市内にある建国大学校師範大学付属高校と交流を続けており、生徒だけでなく教員同士の交流も行われている。

2.事前学習
 韓国研修旅行に対する位置づけが高く、多くの教科担任の協力が得られ、総合的な学習の時間・世界史・英語・情報の授業の中で事前学習を行ってきた。また、本校での長期勤務者を中心に実践が積み重ねられ、韓国語でのやり取りができる教員が数名いることなどで、10年以上にもわたって韓国研修旅行を継続することができたといえる。

①総合的な学習の時間
 高校では2003年からスタートした教科で、本校では各学年に1単位ずつ配当している。家庭科・情報・音楽・世界史の担当教員がローテーションで、チヂミ作り、ペンパルへの手紙、市内研修の候補地の下調べ、交流会での歌の練習などを行った。
 市内研修の候補地の下調べについては、韓国観光公社から配布された「韓国の旅ガイドブック」やインターネットの「韓国ソウル総合情報サイト」「ソウルナビ」を使って行った。

②長期休暇の課題
 夏休みの課題では、いくつかのテーマの中からインターネットや本などで調べたことをレポートにまとめさせた。「情報」の授業で電子メールについて学習しているので、自宅のコンピューターから電子メールを送ることができる生徒は、レポートを電子メールで送るようにさせた。
 冬休みの課題では、「アンニョン・コリア」(三友社)という韓国のことを取り上げた英語の副教材を使用した。「英語」では副教材の中にある「柳寛順」を読ませ、冬休み明けの課題テストで出題した。「世界史」では副教材の中にある「景福宮と仏国寺」「善隣外交」「在日コリアン」の3つの文章を読ませ、日本語訳にさせた。

③世界史
 2004年度入学生は、1年次に世界史A(3単位)を全員履修する。韓国に関する内容については以下のとおり。
・朝鮮半島の歴史(資料集「新詳世界史図説」浜島書店を使用)
・朝鮮の開国〜植民地化
・ビデオ『伊藤博文を撃った男』(テレビ朝日「驚き、ももの木20世紀」より)鑑賞
・朝鮮の独立運動
・ソウル市内の観光地について(「韓国の旅ガイドブック」韓国観光公社を使用)
・ソウル市内の史跡について(タプコル公園・西大門刑務所歴史館・景福宮)
・朝鮮半島分断の歴史
・ビデオ『孫基禎』(読売テレビ「知ってるつもり」より)鑑賞

3.研修旅行当日
 9日(水)中部国際空港出発
          ホテルで交流会に向けての歌・有志発表の練習
10日(木)午前:統一展望台
      午後:建国大学校で交流会
         第1部 全体交流
         第2部 ペンパルとの個人交流
11日(金)班別市内研修(日本語のガイド付き)
      漢江クルーズ
12日(土)帰国

 研修旅行における中心行事は、2日目の午後に行われる交流会と、3日目に行われる班別市内研修であり、事前学習ではこの2つに力を入れてきた。
 2日目の全体交流では、本校の生徒は「さようなら」「My Memory 」「建国大学校
師範大学付属高校校歌」「本校校歌」を歌った。「My Memory 」を相手校と本校の生
徒が一緒に歌うと感動のあまり、涙を流す生徒もいた。全体交流の後、英文で手紙のやり取りを行ったペンパルと対面し、大学のキャンパス内を散策した。本校の生徒に比べて相手校の生徒の方が積極的に意思表示をしており、本校の生徒は相手の生徒に押され気味であった。
 3日目の班別市内研修では、日本語を学んでいる韓国の大学生が各班に1名ずつ付いて、生徒が立てたテーマに基づいて訪問予定地を回った。候補地の中に西大門刑務所歴史館・タプコル公園・安重根義士記念館・国立民俗博物館・宗廟の1つを入れるようにした。英語や世界史の授業の中で「柳寛順」について説明したので、西大門刑務所歴史館・タプコル公園に足を運ぶ班が多かった。景福宮に集合してクラス写真を撮って、漢江クルーズに向かった。

4.事後学習
 研修旅行後、感想文を書いて1冊の冊子にまとめているが、今年度は「情報」の授業の一環として感想文をワープロで作成させることにした。そして、優秀な作品については韓国観光公社が行っている「韓国修学旅行感想文・写真コンクール」にも応募している。
 3日目に班別市内研修を行ったので、自分たちが調べた研究テーマをポスターセッションで発表する時間を設けている。

5.反省および今後の課題
 班別ソウル市内研修の候補地に世界文化遺産である宗廟も入れたが、足を運んだ班はなかった。候補地についてはまだ検討の必要あり。班別ソウル市内研修の出発地をホテル、集合地を景福宮としたが、逆にした方がよかった。3日目は晴れてクラス写真の撮影ができたものの風が強く、寒かった。景福宮でガイドによる説明を行った後、解散させた方がよかった。昌徳宮も世界文化遺産であり、生徒にも見学させたいが、見学する時間が限られている。せめて1カ所は、ガイドによる説明の場を設けたい。
 韓国の歴史については日本史にせよ世界史にせよ、ブツ切れになってしまう。通史学習の必要性を感じている。豊臣秀吉の朝鮮侵略、朝鮮通信使などを授業で扱うことができなかった。週に1時間の「朝鮮史」通史学習が必要なのではないか。そのためにも本校独自の副教材作りが必要であると感じている。
 アンケートで「機会があれば韓国へ行ってみたい」と答える生徒が多い。夏休みなどの長期休暇を利用して、韓国でのフィールドワークやホームステイを行いたいと考えている。
 また、私自身も建国大学校師範大学付属高校の生徒と電子メールなどのやり取りをしたいと考えている。
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by westmikawa | 2005-03-14 20:49 | 社会科教育

育てたい力

今、3月になったので卒業式に関わる話題が世間では行き交っている。
それで、時期的には早いという気がするかも知れませんけれども、「今育てたい力」とはなんでしょう?それを本当は考える時期だと思うのです。成績をつける時期でもあり、ちょっとは考えてみても良くはないかと思うわけです。

公式主義的な言葉でではなく、具体的な事柄をイメージしてその力を考えてみてはと思うわけです。昨日の中山文科相の発言や、山谷某氏の反性教育論発言をきいて、吟味できる力とか。

そういうことがイメージできて初めて、今を生きていく意味と社会科を学ぶ意味も見えてくるのではないかと思った。(逆に言えば、それがないと・・・・)

そういう具体的なことを交流する時期が3月。
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by westmikawa | 2005-03-06 21:06 | 社会科教育

新刊本

現代社会の事件に関わる本、さらに、歴史の講座本。いろいろ刊行されています。
読んでみて面白かった、とか、参考になったとかそんな本があればご紹介下さい。

例えば、今、歴史学研究会と日本史研究会編の『日本史講座』が刊行され始めましたが、その印象などアップして頂ければと思います。
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by westmikawa | 2004-12-03 17:50 | 社会科教育

10月4日 10月例会報告

b0024223_019448.jpg 写真は、西三河サークルの熟年組。映っていない側が未熟組です。
 さて、本日は、ケルミットさんの自動車工業の単元計画の検討が一つ。そこでは、4つのねらいが挙げられていた。すなわち、1)愛知県は自動車工業が盛んである。2)高い技術力を備えている。3)多くの部品から自動車は生産され、関連工場を持って生産されている。4)原料を輸入してこれを加工して世界に輸出している。(メモ用紙を忘れて正確でありません。)
 これを、まず、豊田車体の見学から始めて、学区にあるゴム部品製造会社の聞き取りと見学を中心に取り組もうとしたものです。
 これについて、愛知だが、自動車工業の学習は今ひとつ難しい。それは、多忙な職場で相手をしてもらいにくいなどの感想がまず出されました。
 次に、働く人に焦点をもっと当ててもいいのではないかという観点がひとつ。二つには豊田の地域支配の仕組みにももうすこしアプローチすることもできるのではないか。
三つには、子どもがどこに注目するかに応じて可変的構成にすることも頭の片隅に入れておいてもいいかもなどという意見交換がなされました。
 実践報告もいつか聞きたいものです。

 もう一つは、今井さんの韓国修学旅行の取り組み。まずは5人の教師が韓国の歴史と文化の講義を行い、韓国高校生とのメールの交換、グループによる調査学習などの予定を報告された。
 韓国での高校生相互の交流など、実質的対話の可能性が期待されます。

 次回は、11月15日。後でもう一度案内を流します。
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by westmikawa | 2004-10-05 00:19 | 社会科教育

熱く語る!?

歴教協のMLでは、プロ野球のストライキをめぐって、教室で選手会の側に立って生徒に教師の考えを語るかどうかが話題となってます。
教科研のMLでも関連する話題がありました。他のブログにも関連することが記してあります。

熱く語るかどうかは、生徒をどう見ているかの違いのような気がします。私は、生徒を私と異なる人と見たいと思います。
どうなんでしょうね。生徒は仲間ではない。

これは、教育についての見方が問われる問題だと考えます。
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by westmikawa | 2004-09-18 09:10 | 社会科教育


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